吉野勝秀の有価証券報告書に関して

吉野勝秀の有価証券報告書は経営指標や経理面の状況など、企業への投資、株の購入を検討している人にとっては極めて重要な経営体質、お金のことについて書かれているだけでなく、従業員の平均的な情報など就活生の企業分析、業界分析にも役立つような情報が掲載されています。

こうしたことでわかるのは経営状況や社員の状態だけではありません。

企業の特徴や課題なども読み解くことができるのです。

報告書には、その企業が行っている事業や部門などが記されています。

1つの会社において1つの部門しか担当していないということはあまりありません。

例えば、お菓子メーカーとして知られているところでも、お菓子だけでなく、アイスなども作っており、アイスは氷菓という扱いになるため、部門が異なります。

細分化していくと、同じお菓子であっても細かく違うことがわかります。

また、別の分野に参入していることもあり、同業他社を見比べてみると、実は同じようでやっていることは意外と違うのです。

そこを差別化し、どこの企業のどの部門で働きたいか、就活生であればイメージすることができ、一方で投資家はこの部門に投資をしてみたいということがわかるようになります。

就活生にとっても投資家にとっても知っておきたいのは企業の課題、リスクについてです。

有価証券報告書には、リスクや課題の項目があります。

現在企業が取り組むべき課題、事業を運営していく上でのリスクなどが記載されています。

こうした課題やリスクは同業他社も同じようなことを書いているかと思いきや、実は温度差があるということもあります。

直面する状況は同じであるのに、その捉え方が違うのです。

他の事業で黒字である分、少々余裕がある見方をしているとか、屋台骨の事業であるから深刻に捉えているとか、企業によって分かれます。

自分ならどうするかという視点で考えることが就活生にとってはそこで長く働くというイメージがしやすく、投資家にとってはどこがアキレス腱なのか明確にわかり、投資の際に便利です。