保育園の待機児童問題は本当か

最終更新日 2024年4月23日 by rauhan

●保育園の待機児童問題は真実なのか

一昔前に保育園の待機児童問題が大きく取沙汰される事がありましたが、今はまるでそんな事は無かったかのように特に何も無くなってしまっています。

これは本当にそれほどに騒がなければならない問題だったのかという事を考えなければならない事と言っても良いかもしれません。

まず問題なのはメディアであることは間違いないでしょう。

ここが殊更問題を大げさにいうので、国が動かざるを得ないように事態にもなったわけです。

そして、これは国が動いてどうにかなるようなものなのかというとそうでもありません。

何しろ保育園の有無は義務教育でも何でもありませんから、国が管理していることではないのです。

政府が管理しているのは保育園の質の事であって数を管理しているわけではないので、これを急に社会問題だといって増やせといって増やせるような話ではないわけです。

むしろ国は質を高めるために制限をしている側だと言っても良いかもしれません。

援助金を出すような事はしていますが、それは経営が成り立たないからであって、待機児童が多いからとか少ないからというような事を政府が考えるような事でも無かったわけです。

それを保育園の待機児童問題だといって政府に問題を投げつけるという事をメディアが一斉にするので、これに乗せられた人達が国会の前に行って、自分も保育園に落ちたというような事をプラカードまで作って押しかけるというような人まで出てきてしまいました。

●メディア責任と言っても良い

まさにメディア責任と言っても良いでしょう。

これが義務教育であれば、国の問題だという事で話は分かります。

当然落ちた人は怒って良いでしょう、国にプラカードを持って押しかけるべきといえるかもしれません。

ですが、問題は保育という義務教育でも何でもないところで起きた政府としては全く関与していなところで起きた事にも関わらずに政府の責任だとメディアが騒ぎ出してこのような事になってしまったというわけです。

そして、メディアの関心が別に所に行くと、あっという間に無かったかのように話題性も無くなっていくという、非常に良くない事態になっているというのが今の日本の現状という事が言えるでしょう。

●既に情報がメディアによって誘導されているという明確な証拠

既に情報がメディアによって誘導されているという明確な証拠という事が言える状態です。

このような事になった原因は一つでメディアに情報を独占させるという特権を与えてしまったからです。

これが独占ではなく競争という事であれば、メディアどうしがお互いを監視する問う事をするようになったと思われるのですが、独占させるという事をしたので、メディアどうしでチェック機能が働かなくなり、同じことを同じようにする巨大メディアが誕生してしまったというわけ。

●日本のメディアはどこのチャンネルを見ても同じような事を同じようにする

その為、日本のメディアはどこのチャンネルを見ても同じような事を同じようにするという世にも不思議な状態が出来上がってしまったわけです。

同じ方向をメディアが向いていれば、それで安心でわざわざお互いをチェックしあって問題点をあぶりだすような事はしないでおこうという協定が出来てしまったというわけです。

このメディアのおかしなところは自分達は常に例外だという事を自覚しないという事まで生み出しました。

例えば何か問題があった時には、常に第三者にチェックをしてもらうという事をすることが今では常識になっているにも関わらずに、メディアに問題があった時には、メディア自身が創り出してメディア自身がお金を出しているBPOにチェックをしてもらうという事で自分たちは正しい報道をしているという不思議な事をいいだすまでになってしまったわけです。

メディア以外は第三者が必要で、メディアは第三者ではなく身内がチェックするという意味不明な事を言っているのですが、それをネットから指摘されると、ネットは不正確な情報が多いという事で、そうした事は報道しない、若しくはネットの違うところだけを指摘して報道するという極めて自分勝手な事をするようになったわけ。

しかもこれをほとんど全てのオールドメディアがするという事になっているわけですから、独占というものが如何に恐ろしい事なのか問う事が分かります。

どこか一つでも違ったことをすれば、それで自分たちは除け者にされるという意識が働くのか、常に同じ行動をとるという不思議な事を今でもするようになっている。

これまでは、こうした事をしていても情報を独占してきたのは、オールドメディアだけだったので一般の人がこうした行為を知る事はできなかったのですが、今はネットというものがあるので、こうしたメディアの問題についてネットで次々に問題点を指摘される様にもなっています。

何しろネットはオールドメディアに一切の恩恵を受けていませんから、全くここと同調する必要性が無いわけ。

そのため、保育園の待機児童問題についても全く別の視点から報道をしていて、こちらの方が真実に近い報道をしているという事は多くの人から支持されることからも分かります。

最終更新日 2024年4月23日 by rauhan 目次1 ●保育園の待機児童問題は真実なのか2 ●メディア責任と言っても良い3 ●既に情報がメディアによって誘導されているという明確な証拠4 ●日本のメディアはどこのチ…